11月27日から、ニュージーランドのワークビザ(AEWV)の期間が5年になります

new zealand work visa

ニュージーランドのワークビザ(AEWV)の期間が5年に

 

2023年11月27日から、ニュージーランドの就労ビザAccredited Employer Work Visaの期間が変更されます。

AEWVビザ所持者の「ビザの最長期間」「最大連続滞在期間」が長くなります。

 

 

どんな人のワークビザが対象なのか?

 

今回の変更に伴い、延長を申請できるのは、現在AEWVを所持している人すべてです。
ただし、業種や時給によって、ビザの最長期間と最大連続滞在期間の長さは異なります。

AEWV length, maximum continuous stay and time outside New Zealand

(INZ websiteより)

上記のように、
時給の中央値(時給29.66ドル)以上を稼ぐ人に対して、AEWVのビザの期間が5年になります。

介護職レベル 3(時給26.16ドル) およびレベル 4 (時給28.25ドル)の人の場合、ビザの期間は 3 年になります。

時給の中央値、または介護職のレベル4以上の時給を支払われている人は、最大連続滞在期間*が5年になります。

*最大連続滞在期間とは、国外に出なければならない時までニュージーランドに滞在できる最大期間です。

 

例えば、現在3年のAEWVを持っている場合、2年の延長が可能で、合計で5年間ニュージーランドに滞在できます。新たにAEWVを取得する場合も、合計で5年間滞在できます。

介護職レベル4の時給の人は、ビザの最大期間は3年です。3 年が経過する前に 2 回目の AEWV を申請できますが、次のビザの有効期限は 2 年までです。 連続在留期間の合計が最長5年だからです。

 

最大連続滞在期間が過ぎたらどうなる?

 

5 年後、あらためて AEWV を希望する場合は、連続して 12 か月以上をニュージーランド国外で過ごす必要があります 。

ニュージーランド国外で必要な期間を過ごした後は、最長 5 年間のAEWV を申請することができます。

ちなみに、最大連続滞在時間に、以下に費やした時間は含まれません。
・観光ビザや学生ビザなどの一時ビザ
・ポストスタディワークビザ、パートナーシップビザ、ワーキングホリデービザなどの就労ビザ
・インタリムビザ

 

例外あり! レジデントビザ申請への過程にいる場合

 

レジデントビザへのパスウェイを進んでいることを証明できれば、

12 カ月をニュージーランド国外に過ごすことなく、新しいAEWV を申請することができます。

例えば、職業登録、資格、収入などのスキルの基準を満たしているが、職務経験を完了するにはさらに時間が必要な場合が該当します。

 

介護ワーカーは、時間の余裕をもって永住権への道へ

 

レベル 3 またはレベル 4 の時給の介護職の AEWV の最長期間は、2 年から 3 年に延長されます。

このビザ期間の引き上げにより、レベル 3 の介護ワーカーは、レベル 4 の資格を取得し、より高い賃金を得て、ワーク・トゥ・レジデンスビザのパスウェイに乗るための時間が与えられます。

つまり、レベル 4 の資格を取得した場合、さらに AEWV を申請して、合計で最大 5 年間の継続滞在が可能になります。

レベル 4 の介護ワーカーの場合、レベル 4 の時給で 2 年間の職務経験を完了した後にレジデントビザ申請を行うのに十分な時間を得ることができます。

 

すでにAEWVを持っている人が、延長を申請するには

 

現在持っている AEWV は自動的に最大期間に延長されません。

現在のAEWVの有効期限の6カ月前くらいから準備を始めるとよいでしょう。

ビザ発給時の雇用主や職種、勤務地、時給であるかどうか、AEWVの健康などの要件を満たしているかどうかなどによって、「延長」という形で申請できるのか、「新しいAEWV」を申請することになるかが決まります。雇用主のサポートも必要になります。

延長を申請する要件を満たしている場合、パートナーと扶養している子供も、AEWV の追加期間に合わせて追加のビザを取得できます。

この場合も、各ビザの要件を満たしていなければなりません。

 

ハンナコンサルタントでは、「延長申請」または「新しいAEWV申請」のサポートを承ります。

ぜひご相談ください。

 

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